数年に1度の強い寒気が南下　日本海側中心に大雪

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　「この冬一番の寒気」が南下して日本付近に居座っている影響で、6日朝も各地で大雪となっている。気象庁によると、今後も降雪が続く見込み。すでに北陸を中心に24時間で60センチ以上の降雪を観測し、9日ごろまでは日本海側を中心に警報級の雪が続く可能性があるという。

　6日午前6時までの24時間降雪量は、新潟県関川村で43センチ、岐阜県郡上市で47センチ、富山市猪谷で29センチなど。鹿児島市でも1センチを観測した。

　「数年に1度の強い寒波」の影響で、日本海側を中心に広い範囲で今後も大雪や大荒れの天気が見込まれる。過去に大雪をもたらせた、日本海上の「日本海寒帯気団収束帯」（JPCZ）が流れこみ、北陸やその周辺で大雪となる可能性がある。また、発達した低気圧の影響で北海道では局地的な大雪となるおそれもある。

　普段は雪が少ない東海や四国、九州南部の太平洋側でも内陸を中心に大雪となり、平地でも雪が積もり、路面凍結や電線への着雪に加え、暴風や高波にも警戒が必要だ。

　7日午後6時までの24時間では多いところで、東北で70センチ▽北陸で80センチ▽東海で50センチなどの降雪が予想されている。

　8日午後6時までの24時間に予想される降雪量は多いところで、東北・北陸・東海・近畿でそれぞれ70センチの降雪が予想されている。