中国の大みそか番組に米国人出演 トランプ政権発足、外交も対話姿勢

2025年1月28日、旧暦の大みそか恒例の歌番組に登場した米国人男性(中央)=中国国営中央テレビ(CCTV)アプリから  対中強硬派が名を連ねるトランプ米政権に対して、中国が対話ムードの醸成に余念がない。外交ではハイレベ [...] The post 中国の大みそか番組に米国人出演 トランプ政権発足、外交も対話姿勢 appeared first on Japan Today.

中国の大みそか番組に米国人出演 トランプ政権発足、外交も対話姿勢
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2025年1月28日、旧暦の大みそか恒例の歌番組に登場した米国人男性(中央)=中国国営中央テレビ(CCTV)アプリから

 対中強硬派が名を連ねるトランプ米政権に対して、中国が対話ムードの醸成に余念がない。外交ではハイレベルの接触を重ね、メディアもソフトな滑り出しだ。ただ、トランプ政権は近く対中高関税を発動する可能性もあり、中国は静かに身構えている。

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 旧暦の大みそかの28日夜、国営中央テレビ(CCTV)が放映した「春晩」と呼ばれる恒例の国民的番組に、第2次世界大戦時の写真を中国に寄贈したという米国人男性が赤い中国風の衣装で登場。「中国の人々の温かさには心を動かされる。どこに行っても驚くほど親切だ」などと語った。米国のバンドも出演し、中国のSNS上では「中米友好万歳」「ややアメリカ的すぎる。友好の物語がまた始まるようだ」などのコメントが並んだ。

 トランプ氏の大統領就任前後、17日の習近平(シーチンピン)国家主席との電話協議を皮切りに、バンス副大統領と韓正(ハンチョン)・国家副主席やルビオ国務長官と王毅(ワンイー)外相が相次いで協議し、対話姿勢が顕著だ。

中国が対話を重視する背景は

 主要国営メディアもこの間…

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