「第6世代」戦闘機、米中開発レースの行方 有人「時代遅れ」指摘も

米空軍が公表した第6世代戦闘機F47のイメージ図=米空軍提供  トランプ米大統領が次世代戦闘機F47の青写真を発表した。米側は「世界初の有人第6世代戦闘機」として中国への軍事的優位の維持をめざし、対する中国も、次世代機の [...] The post 「第6世代」戦闘機、米中開発レースの行方 有人「時代遅れ」指摘も appeared first on Japan Today.

「第6世代」戦闘機、米中開発レースの行方 有人「時代遅れ」指摘も
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米空軍が公表した第6世代戦闘機F47のイメージ図=米空軍提供
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 トランプ米大統領が次世代戦闘機F47の青写真を発表した。米側は「世界初の有人第6世代戦闘機」として中国への軍事的優位の維持をめざし、対する中国も、次世代機の開発の進展をほのめかす。将来の空を支配するのはどちらか。カギを握る開発競争が本格化している。

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 「米国の敵は、何に攻撃されたかさえ気づけないままだろう」

 3月21日、ホワイトハウスでF47のイメージ図を示しながら、トランプ氏は記者団の前で誇らしげに語った。無人機(ドローン)が戦場の主役になり、意義やコスト面の懸念から一時は計画の先行きが危ぶまれたが、トランプ氏が最終的なゴーサインを出した。

 F47は敵から見えないステルス性の高さや速度、燃費効率の良さなどで、現在の第5世代ステルス戦闘機F22ラプターを上回る能力を持つとされる。インド太平洋地域での中国との戦闘を想定した場合、長距離の飛行が必要になるが、F22は速度を落として空中給油を受ける際に攻撃されやすくなると懸念されてきた。F47は航続距離が伸び、F22の弱点を克服できるとみられている。

中国製戦闘機では、パキスタン軍が使用する「殲10」がインド側のフランス製戦闘機「ラファール」を撃墜したと伝えられて注目を集めています。記事後半では、中国の次世代機の開発状況を紹介します。

「有人機の時代は終わった」指摘でも

 米空軍制服組トップのオール…

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