北川景子は思う「いつの時代も女性は全力」自らと重ねた「花のれん」
北川景子さん=篠塚ようこ撮影 ドラマ「花のれん」(テレビ朝日系、8日午後9時)の主人公は、明治から昭和を駆け抜けた女性興行師・河島多加。「古い時代の人を演じている気がしなかった」と、演じた北川景子は明かす。女性として、 [...] The post 北川景子は思う「いつの時代も女性は全力」自らと重ねた「花のれん」 appeared first on Japan Today.

ドラマ「花のれん」(テレビ朝日系、8日午後9時)の主人公は、明治から昭和を駆け抜けた女性興行師・河島多加。「古い時代の人を演じている気がしなかった」と、演じた北川景子は明かす。女性として、妻として、そして母として生きるとは、どういうことか。そんな問いに向き合ったという。きょうは国連が定める国際女性デーだ。
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「花のれん」は、「白い巨塔」などで知られる作家・山崎豊子(1924~2013)による初期の代表作。多加は大阪・船場の呉服商・河島吉三郎(伊藤英明)と結婚するが、吉三郎は商いに身が入らず、日々寄席通いに明け暮れる。ならば「道楽を本業に」と多加は奮起し、夫婦で寄席商いへと乗り出すことになる。しかし吉三郎は愛人のもとで、あっけなく他界して……。
小学生の頃、自宅の本棚に「大地の子」といった山崎作品が並んでいたという北川。引き込まれたのは、「その時代のことが、目の前に情景として浮かび上がってくる」と感じたから。そして、「人間の美しさだけでなく、見られたくないようなところまで、リアルなところにひかれた」。
- 「花のれん」は今の女性に通じる物語 揺れるエンタメ界への問いも
吉本興業の創業者・吉本せいをモデルにした多加。エンターテインメント界を女手一つで切りひらいた人物として描かれるが、北川が着目したのは傑物としての一面だけではない。
「自分と同じ」子育てと二足のわらじ
「多加は子どもを女中に見て…
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