ウクライナと福島の高校生 復興を共に学び「平和への思い強まった」

震災遺構の請戸小学校で、津波の様子が描かれたパネルを見るウクライナの生徒ら=2025年2月6日、福島県浪江町、松尾葉奈撮影  ロシアによる軍事侵攻で、いまだ戦禍にあるウクライナの高校生や教員ら9人が、東日本大震災の被災地 [...] The post ウクライナと福島の高校生 復興を共に学び「平和への思い強まった」 appeared first on Japan Today.

ウクライナと福島の高校生 復興を共に学び「平和への思い強まった」
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震災遺構の請戸小学校で、津波の様子が描かれたパネルを見るウクライナの生徒ら=2025年2月6日、福島県浪江町、松尾葉奈撮影
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 ロシアによる軍事侵攻で、いまだ戦禍にあるウクライナの高校生や教員ら9人が、東日本大震災の被災地から復興を学ぼうと、福島を訪れた。侵攻が始まってから今月で3年。受け入れ先の県立郡山高校とウクライナの生徒らが6日、一緒に浜通りの震災遺構や伝承館などをめぐり、復興や平和を考えた。

 ウクライナ西部のジトーミル市にある2校から、14~17歳の6人と教員らが来日した。この2校は侵攻が始まった2022年から郡山高校や日本各地の学校とオンラインで交流を重ね、今回7日間の来日が実現。郡山高校で授業に参加したり、生徒宅にホームステイしたりした。

 6日は、まず震災遺構の浪江町立請戸小学校を見学。津波で鉄骨がむき出しになった校舎を歩きながら、郡山高校の生徒らが「ここは保健室だったみたい」「時計は津波が到達した3時37分で止まっている」などと説明する声に、ウクライナの生徒たちは耳を傾けていた。

 郡山高校1年の上杉紗香(さ…

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